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【2025/07/31 15:14 】 |
オハヨーオハヨーあさごはん
うーん、やっぱり、書きたいように書き散らして、それから推敲するほうがいいな。
トースターの音で目が覚めた。
俺はゆっくり二、三度まばたきながら上体を起こし、見知らぬ天井や壁をぼけっと見ていた。
あちこちきしむ関節をさすっているうち、夕べの出来事が徐々に蘇ってくる。
そうだ。くびり殺されかけたのだ。三和さんに。しかもベッドに押し倒されて。つまりここは三和さんの家だ。
それなのに俺ときたら、気絶したまま一晩ぐーすか寝ていたわけだよ。我ながら、あらゆる意味で危機管理ってやつが足りねえぜ。
しかし幸い、こうして生きている。そして制服のままということは、どうやら何事もなかったらしい。
そう理解した瞬間、全て思い出して急に背筋が寒くなった。首に触れる指、吐息、なによりあのおっかない声!

『他人の幸せのために、お前が不幸せをしょってるってこと、あいつらは知らないのに…かわいそうに…』

かわいそう。

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miserable【形】みじめな・不幸な・哀れな
→ misery

Q1.:以下の英文を訳しなさい。

What a miserable boy you are ! 

A1.[ 君はなんてかわいそうな少年なんだろう! ]
-------

「朝からたそがれてんなよ、オマエ」
不意に軽く頭をはたかれた。いつの間にかベッドの傍には三和さんが立っている。
「メシ食おうぜ」

促されるまま食卓に座る。
一人暮らし用の小さいテーブルには、溢れんばかりの皿がひしめき合っていた。
サラダ、焦げたトースト、バター、色とりどりのジャム(輸入物なのでラベルのイラストでしか中身が判断できない)、山盛りの焦げたウィンナー、マグカップに注がれたコーヒー、焦げたベーコンエッグ、グレープフルーツ、ヨーグルト。ところどころ黒いのはともかく、豪勢なメニューだ。
「いただきます」
「はいどうぞ」
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【2011/06/08 13:49 】 | 短い話 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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